新生児(赤ちゃん)の湿疹のケアの仕方は? 5つの原因と対策

baby eczema

可愛い我が子が産まれて、毎日忙しい子育ての日々…。

その中で、突然の子どもの肌トラブルが発生!新米ママであれば、どうすれば良いのか、これはどのような状態なのか、わからないことだらけで、不安に陥ってしまいます。

そうならないためにも、新生児の湿疹種類やケアの方法を理解しておきましょう!

焦らず、対処をすることで、我が子の素敵な肌を守ることが出来ますよ!

新生児(赤ちゃん)の湿疹のケアの仕方は? 5つの原因と対策

新生児湿疹の種類とは…?

まず、新生児の湿疹とは、低月齢の赤ちゃんの顔や体に現れる肌荒れ・湿疹の総称のことをいいます。

昔は胎毒と呼ばれ、お母さんの体のなかにいたときに溜まった色々な毒を皮膚から排出していると言われていました。

たしかに、赤ちゃんは消化器官が未発達で、お母さんの食生活などが、乱れていてあまり乳質のよくない母乳だと、新生児湿疹の原因になったりします。

ただ、お母さんの食生活に気をつけていれば、新生児湿疹が起こらないかと言えばそうではなく、赤ちゃんは、思春期の男の子と同じくらい皮脂の分泌が非常に盛んなので、過剰な皮脂分泌によって、様々な新生児湿疹が起こります。

まず、新生児の湿疹の種類と特徴をまとめてみましょう。

<新生児ニキビ>

生後1週間から1か月の間によく見られます。見た感じは、思春期ニキビと同じような赤いぶつぶつがほっぺやおでこに現れ、顔全体に広がって顔全体が真っ赤になることもあります。

<乳児脂漏性湿疹>

湿疹の中でも新生児ニキビと並んで、最も多く見られます。生後4か月頃までに現れやすく、顔面と頭部に、黄色っぽいかさぶたのようなものやフケのようなものが出てきます。かゆみは、ほとんどありませんが、炎症を起こすと赤く腫れあがったり、患部がじゅくじゅくしたりすることもあります。

<あせも>

暑い季節や、ねんね期の赤ちゃんに多く見られます。首の周りや背中、おしりなど汗をかきやすく蒸れやすい部分によくできます。新生児では白いぼつぼつが出て、それ以降は赤いぼつぼつとなって現れ、かゆみをともないます。爪でひっかいてしまうと、黄色ブドウ球菌に感染して、膿がでてくる「とびひ」の状態になってしまうこともあります。

<アトピー性皮膚炎>

症状としては、顔面や頭部、耳たぶなどに赤い湿疹ができ、強いかゆみをともないます。乳児脂漏性湿疹と症状が似ていますが、何度も繰り返すことが多いです。

<食物アレルギーによる湿疹>

アレルゲンとなる食物を口にすることで、現れる湿疹です。症状としては、口の周りや口の中、あるいは全身に赤い発疹ができる場合もあれば、呼吸困難になったり下痢や嘔吐などの症状が現れることもあります。次に、この種類別に、原因とケア方法を確認していきましょう。

1.新生児ニキビ

原因は、お母さんからの女性ホルモンの影響で皮脂の分泌の多い新生児では、過剰分泌された皮脂が肌表面や毛穴に溜まってしまうことが多く、これが主な原因と考えられます。

他にも、外部からの刺激や汚れによって炎症を起こす場合や、赤ちゃんが触ったりひっかいたりすることで悪化することもあります。

ケア方法は、毎日の入浴時に、顔もしっかり洗い肌を清潔に保ちましょう。

洗顔に関しては、赤ちゃん用の石鹸か赤ちゃん用のボディーソープの泡をたっぷりつけて、やさしく洗います。

すすぎではお湯を含ませたガーゼで優しく拭い、余計な皮脂をしっかり落としましょう。

2.乳児脂漏性湿疹

原因は、新生児ニキビと同じです。ケア方法で、少し変化してくる部分は、かさぶたの処理でしょう。

入浴時に、かさぶたのようなものがへばりついて取れにくい場合は、入浴前にベビーオイルやワセリンなどで患部をふやかしておくと、取れやすくなります。

シャンプーやボディーソープは刺激の少ないものを使い、たっぷりの泡でしっかり洗いましょう。

また、赤ちゃん自身が爪で患部を傷つけないよう、爪は丸く切りそろえ、掻きむしろうとするのであれば柔らかいミトンを付けてあげましょう。

肌に触れるものはこまめに清潔なものと交換し、清潔を保つ工夫をしてください。

3.あせも

原因は、赤ちゃんの汗っかきと言われています。

それは、赤ちゃんの体温が、大人より高めなためです。その上、汗腺が未発達なため、汗が溜まりやすく、肌が重なっているところは特に蒸れやすい状態です。

蒸れた環境では、肌表面の表皮ブドウ球菌が増殖しやすく、あせもが現れます。

ケア方法は、毎日の入浴でキレイにすることと、汗をかいていたらこまめに着替えさせましょう。服は大人より1枚少ないくらいが目安ですから、着せすぎには注意してください。

赤ちゃんが寝ている時は布団をかけすぎていないか、寝起きには汗をぐっしょりかいていないか、こまめにチェックして清潔を保つようにしましょう。

4.アトピー性皮膚炎

原因は、アトピー因子と呼ばれる遺伝子的にかゆみを起こしやすい体質に加え、アレルゲンに触れることで引き起こされる皮膚炎と考えられます。

しかし、この皮膚炎の研究では、結果的に原因・メカニズムは十分には解明されていません。

アレルゲンとしては、ダニ、ハウスダスト、動物の毛、ストレス、食物アレルギーなど人によって、様々考えられます。

ケア方法は、アレルゲンが何かがはっきりしない限りは、なるべく症状を悪化させないよう、刺激を少なく清潔を保つケアをしていきましょう。

洗濯洗剤や柔軟剤をよくすすぐ、衣類のタグを外すなど、小さなことの積み重ねが大切です。

慢性的に症状が出るので、焦らずのんびり構え、どんな時、どんな条件で症状が現れるのか、根気よく見守っていく必要があります。

5.食物アレルギーによる湿疹

原因は、特定の食物に対するアレルギー体質は胎児の頃から形成され、多くは生後間もない時期から5歳までに発症します。

代表的なアレルゲンとしては、卵、牛乳、小麦、大豆が挙げられます。

他にもアレルゲンとなる食品は無数にありますが、少なくともこの4食品に関しては、妊娠期のお母さんの過剰摂取は控えた方がよいでしょう。

乳食のスタート時も、強いアレルギー反応が起こる危険性がありますから避けた方が無難です。

ケア方法は、生後半年から1年頃になるとアレルギー検査を受けることもできますから、アレルギーの品目やその程度を明らかにしたで、専門家の指導を仰ぐという手もあります。

そして、アレルゲンとなる食物が判明したら、軽度のアレルギーであれば1歳を過ぎるまでは避けた方が無難です。

消化器官が発達する1歳を過ぎる頃には多くの場合アレルギー症状は治まってきますから、その頃から少しずつ、食べさせてみるとよいでしょう。

ただし、思わぬアレルギー反応を引き起こし、アナフラシキーショックになり、死に直結する可能性がありますから、必ず医師に相談してからにしてください。

家庭出来る対処方法

我が子の肌を守るためにも、以下の対処方法をしっかりと行いましょう。

<毎日の沐浴>

新生児湿疹の対策として、油分が多いのであれば、石鹸を使い、そうでなければ、お湯で濡らしたガーゼを使用しましょう。石鹸を使った際には、石鹸の洗い残しがあると、逆にそれが肌荒れの原因になってしまうこともあるので、気を付けましょう。どちらの方法にしても、赤ちゃんの皮膚は薄く非常にデリケートなので、ゴシゴシこすらず、なでるようにやさしく洗ってあげるようにします。

また、季節によって(乾燥する時期)、お風呂上がりに保湿ローションなどで保湿してあげましょう。夏場は、汗っかきということもあり、沐浴を2回以上にしても良いとされています。しかし、石鹸を使うのは1日1回にした方がいいですが、お湯で流してあげるだけでもかなり汗や皮脂は流れるのでオススメです。

また、沐浴時には、首や腕のくびれ、足のくびれなどぷにぷにしている皮膚が重なっている部分をしっかり洗ってあげることが重要です。汗や垢がたまりやすく、汗疹などの原因となります。

<赤ちゃんが快適に過ごせる環境を作る>

肌着やおむつ、シーツもこまめに替えてあげることが大切です。とにかく赤ちゃんは汗っかきなので、肌着やおむつ、シーツなど赤ちゃんの肌に触れる部分についてはこまめに交換してあげることが大事です。

また、肌着の着せすぎや生地の種類に気をつけましょう。着せる衣類は夏場と冬場では変わってきますが、冬場では風邪を引引くといけないからと衣類を重ね着しすぎに注意!夏場も、エアコンで冷えるからと衣類を重ね着しすぎないようにする必要があります。

さらに、夏場はタオルのようなパイル生地よりも、ガーゼ生地やメッシュ生地の方が通気性がよいのでおすすめです。赤ちゃんは、体温が高いので、大人の衣類よりもマイナス1枚でいいと言われています。

<室内の温度・湿度に気をつける>

エアコン、加湿器、除湿器等を活用して、室内の温度を26~28度程度、湿度は40~60%を目安にします。また、ダニなどの死骸やカビなどのハウスダストもアトピー性皮膚炎やアレルギーの原因にもなります。

こまめな部屋の掃除、シーツなどの洗濯、空気清浄機の活用などで、赤ちゃんのいる部屋を常にキレイに保っておいてあげましょう。

<お母さんの食事にも気をつけてみる>

母乳の乳質は、お母さんが食べたものにダイレクトに影響を受けるので、お母さんが脂っぽいものや、スナック菓子や甘い物などを食べていると、乳児湿疹の原因になります。できるだけ、脂っぽい食事・アクの強い食材、スナック菓子やファストフード、甘い物などは控えて、和食中心のしっかりした食生活をするように心がけることも大事です。

また、卵や小麦、牛乳など乳児湿疹の原因になりやすい・アレルギーの原因になりやすい食材を食べている場合は、一度、それらの食材を抜いてみて様子を見てみるなどをしてもいいかもしれません。

まとめ

新生児(赤ちゃん)の湿疹のケアの仕方は? 5つの原因と対策
・ 新生児湿疹の種類とは…?
・ 1.新生児ニキビ
・ 2.乳児脂漏性湿疹
・ 3.あせも
・ 4.アトピー性皮膚炎
・ 5.食物アレルギーによる湿疹
・ 家庭出来る対処方法

新生児(赤ちゃん)の湿疹のケアの仕方は? 5つの原因と対策を紹介しましたがいかがでしたか。

家庭で発見し、もしも、どの湿疹の特徴にも当てはまらなかったり、どの対策をしても治らないようであれば、産婦人科医や皮膚科医に相談することがおすすめです。

勝手に市販の薬を使って、余計にひどくなっても、赤ちゃんが可哀想なので、勝手な判断はしないようにしましょう。

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