赤ちゃん言葉はいつから?気になる4個のポイント

Baby talk

赤ちゃんはいつから言葉を話すようになるの?

ママパパにとって赤ちゃんの最初の言葉(初語)がいつなのかは、楽しみであり気になることでもあります。

赤ちゃんは3歳までの間に身体も心もどんどん成長していきます。それに合わせて言葉も成長していきます。

赤ちゃんの言葉はいつ、どういう過程をたどってでてくるの。赤ちゃんの言葉の遅い早いって?

赤ちゃんが言葉を話すためにママパパにできることこういったことを知っていると、赤ちゃんと過ごす時間がもっと楽しくなります。

それでは赤ちゃんの言葉についてみていきましょう。

赤ちゃんの言葉の話はじめと気になる4個のポイント

赤ちゃんの言葉いつから?どう発達する?

赤ちゃんはいつから話すの?そもそも、人はどうやって声を出しているのでしょう。

人の声は、横隔膜を上げて肺から出した息が声道を通るときに声帯をふるわせる事で生まれます。

振動した空気は口鼻で反響して大きな音になり、舌や唇の動きで出したい音に調音されて言葉になります。赤ちゃんが話し始めるためには、3つの課題が出来るようになることが必要です。

1声を出すために息をコントロールして吐くコツをつかむ

2声を出すことを意識して声帯を使う

3息を出すと同時に唇や舌を使って気流を変え、思い通りの声帯を作る

1と2の練習にあたるのが「クーイング」です。クーイングとは舌を使わないで発する母音で「あーうー」といった、赤ちゃんが息をコントロールして作っている音声を指します。

赤ちゃんが話すためには声を出す場所(咽頭部)や舌唇の発達が欠かせません。

赤ちゃんが音として声を出していた発語の時期から、意味のある言葉を初めて話す初語(しょご)までの過程と、初語が出そうな前兆を見ていきましょう。

前言語期 言葉獲得の準備期間(0か月から1歳)

0~1か月         生理反射の泣き笑い

1~3か月         クーイング期

4~8か月         声遊び期(離乳期)母音の喃語 子音を含む喃語 反復語

8~10か月      反復する音(マ、マ、ダ、ダ、カ、カなど)

10~12か月  喃語が減って要求表現が増え始める 初語まであと一歩

0~3か月生まれてすぐの赤ちゃんは、生理反射と言われる泣きや笑いだけでまだ言葉としての発声はありません。

前述のクーイングが見られるのは、早い子では生後1~2か月平均的には3か月ごろです。赤ちゃんがごきげんな時に鳩の鳴き声「Coo」に似た声を出し始めることからクーイングまたはプレジャーサインと呼ばれます。

クーイングを始めた赤ちゃんは、自分の周りのいろいろな音の中から「人の言葉 発声」に特別に注意を向けて聞き取ろうとするようになります。

この時期からママパパや周りの大人がいつも使う言葉や音量に気を付けることが大切です。4~8か月クーイングの次は「声遊び期」と呼ばれ、クーイング期より咽頭部が発達しのどで音を共鳴させられるようになります。

「あ~」「う~」といった母音の喃語(なんご)が始まります。(喃語とは遊びとして出す声のことです。)8~10か月喃語の種類が母音だけから子音を含む喃語、反復語と増えていくと、赤ちゃんは自分の気に入った音の組み合わせを見つけ「マ・マ・マ・マ」や「パ・パ・パ・パ」といったいくつかの音を発声し始めます。

「マ」や「パ」などの唇を合わせて出す音が今までよりはややはっきりしてきて、「わわ」「まんまんまん」といった反復語が上手になります。

また「あー」などの声を出して人の注意を引こうとしはじめます。立てるようになると、声帯の位置が下がってくるので声が響いてしゃべりやすくなります。

10~12か月喃語が減って、自分の意思を音で伝えようと「あ」と言ってママの顔を見たり、欲しいものを指さして「あっ」「ん」と言うようになってくると、初語まであと1歩です。

このころには大人の言葉のニュアンスを理解できるようになり、「ママはどこ?」と聞かれてきょろきょろとママを探す行動をとります。自分の名前も認識します。

1歳以降の言葉の発達は、1歳で1語 「ママ」「ワンワン」2歳で2語文 「まんま、おいしい」「にゃーにゃー、いた」3歳で3語文 「まま、ぶーぶー、とって」というのが平均的な成長です。1歳になると人や物への興味が出てきます。

喃語の種類が増え、その中に意味のある単語が入るようになります。ママやパパなどの周囲の人の話す言葉やしぐさをまねするようになり、「ぶーぶー」や「わんわん」といった言葉の意味を理解して使えるようになります。

1歳半から2歳になると「ママ」「きた」などの単語を話し始めます。単語が増えるにつれ自然と1語が2語文になります。知識欲が旺盛になり「これは?」となんでも聞くようになります。

同時に自己主張もするようになって、「いや」を頻繁に言うようになります。3歳になると記憶力と理解力が発達して絵本に興味を持つ子も出てきます。

またこの時期はママパパを「どうして?」「なんで?」と質問攻めにすることも。無視したりあしらって子供の好奇心をつぶさないようにしましょう。

赤ちゃんが話すためにママパパにできること

赤ちゃんがいつから話すかは、早い子供と遅い子供で8か月以上の開きがあり個人差があります。

一人歩きの時期より更に差があるということですが、自分の子供の言葉の成長は早い?遅い?というのはママパパにとって気になるところです。

どういった環境で、どのように関わってあげたら赤ちゃんの発達が促されるのかを知っていると安心です。

・離乳食を工夫する

唇や舌の動きと言葉の発声にはあまり関係ないように思う人もいるかもしれませんが、実は言葉を発するには唇や舌もスムーズに動ける必要があります。

離乳食を始めると、母乳を飲んでいたときとは違う口の動きをするようになります。これによって赤ちゃんが話すのに必要な舌や唇の動き、口周りの筋肉が鍛えられます。

舌、唇、あごの筋肉を連動させ、協調させることによって赤ちゃんが話をするのに必要な3つの課題(前項:赤ちゃんの言葉いつから?どう発達する?)をクリアできるようになっていきます。

離乳食というと、栄養面にばかり目がいきがちですが言葉の訓練になるという視点も付け加えるとよいでしょう。

環境づくりと声のかけ方

赤ちゃんには、自発的に好んで注意を向けて聞き取ろうとする音があります。

それは、「ママの声」「周囲の大人が話している言葉」「やや高めの優しい話しかけ」「ゆっくりとしたスピードの声」「抑揚のある話し声」です。

生後10か月頃から、赤ちゃんの脳は「日本語」でよく使われる音を知覚し反対に日本語に必要のない「LとRの音の聞き分け」といった知覚が衰えます。

赤ちゃんだから話しかけてもわからないと思わず、授乳やおむつ替えといったお世話の時にたくさん声をかけてあげましょう。

話しかけるといわれても何を言えばいいのか分からないママもいるでしょう。気を付けるポイントは

1お互いの声が聞きやすいように部屋を静かに

2赤ちゃんの興味にあわせて

3短い言葉でわかりやすく

4ゆっくり大きめの声で

笑顔で楽しい雰囲気を伝える無理にしゃべらせようとしたり焦りすぎたりするのは禁物。

ゆったりとした気持ちであくまでも主体は赤ちゃんだということを忘れずに。

最初はおむつを替えて「気持ちいいね」や「あったかいね」といった声かけをしましょう。

赤ちゃんは言葉と状態を一致させていくことができるようになります。次に赤ちゃんの行動にあわせて、お口を開けたら「あーん」食べたら「おいしいね」と声をかけるようにします。

言葉を理解するようになってからは「積み木を拾って」「コップを持ってきて」といったお手伝いをお願いしましょう。

ポイントは、赤ちゃんから出ているサインをキャッチしてタイミングよく声掛けをすることです。

スキンシップ マッサージなど

言葉かけ以外にもママパパからの働きかけとして有効なかかわり方があります。

言葉以外のコミュニケーションといえば、肌と肌を触れ合わせるスキンシップです。

ママパパが赤ちゃんに触れることによって、赤ちゃんの成長ホルモンの分泌が促進されます。

ベビーマッサージなどで赤ちゃんに沢山触れることで、マッサージを受ける赤ちゃんには五感を刺激されることで脳が発達する新陳代謝、運動機能、内蔵機能の向上マッサージをするママパパにも赤ちゃんに触れることで赤ちゃんの反応への理解が高まる赤ちゃんへの愛情が強くなるリラックス効果が期待できるといったメリットが期待できます。

テレビを見せることと、赤ちゃん言葉(幼児語)ってどうなの?

赤ちゃん言葉とされる「ブーブー」「ワンワン」といった言葉を大人が使って話しかけるのってどうなの?赤ちゃんのいるお部屋でテレビをずっとつけていても大丈夫?といった疑問を持つママパパもいます。

「2歳までの赤ちゃんにテレビを見せるのは控えよう」という呼びかけが日米の小児科医学会からされています。

赤ちゃんに見せているわけではなくても、同じ部屋でテレビがついている状態(無意識の視聴)も、赤ちゃんに影響を与えています。

まだ自分で動けない時期の赤ちゃんの神経はどうしても刺激の強いテレビに向いてしまうので、特に気を付けてあげる必要があります。赤ちゃんの言葉の発達に欠かせないのは、テレビやビデオなどの一方通行な刺激ではありません。

ただまったくテレビを見ない事でママのストレスが増えても心配です。

ママがテレビを見るときには、赤ちゃんとのふれあいも意識してみては。赤ちゃんの発語や身動きに、アイコンタクトやうなずきといった反応をかえしてあげて。

赤ちゃんの反応にママがタイミングよく応えることでママと赤ちゃんの間に相互の関わり合いが生まれ、絆が深まります。

赤ちゃん言葉

次に赤ちゃん言葉ですが、「おんも」「まんま」「ねんね」などを大人が使って話しかけるのは、赤ちゃんの言葉の発達にどういう影響があるのでしょう。

そもそも赤ちゃん言葉とはどういったものがあるのかというと

オノマトペ(擬音語)蜂 ぶんぶん 犬 わんわん猫 にゃーにゃーなど

両唇語(唇を接触させて出す音 マ行、パ行)まんま ぱいぱいばいばいなど

そのほかにも おしっこがちっち 洗うやお掃除などを表すきれいきれいやないない 座ることをちゃんこ しっかり発音ができないことから出てくる幼児の訛り(きのうがちのう わたしがあたち)などがあります。

こちらについての意見は、時代などでも変わってきています。

「赤ちゃん言葉を使って話しかけることはよくない」という意見が主流だった時代もありました。保育士、育児書、医師の考えも、それぞれに違っています。

赤ちゃん言葉で話しかけることによって赤ちゃんに悪い影響があるという考え方と赤ちゃんの言葉の発達のためには 大人が赤ちゃん言葉で話しかけたほうがよい、とする考え方の両方があります。

どちらにしても、赤ちゃんの言葉の発達にはママパパや周囲の大人からの声掛けが大切であることは間違いないでしょう。

赤ちゃんはいつから言葉を理解するの?

赤ちゃんの言葉の発達で「指さし」(人差し指でものを指す)は、言葉を理解しはじめたサインの役割を果たします。

また発達の1つの指針として検診などで「指さしをしますか」という質問項目があります。一般的に赤ちゃんの指さしは生後9~10か月頃始まり、人差し指だったり中指だったり、指し方はそれぞれです。

指さしをする理由もいろいろで、興味のあるものに向けての指さし(10か月前後から)「これをとって」など要求を伝える指さし(1歳前後から)ママパパに共感してほしい時の指さし(1歳前後から)ママからの「どっちがいい?」「○○はどっちだ?」といった問いかけへの答えとしての指さし(1歳半から)などがあります。

うちの子は指さしをしないと悩むママは、赤ちゃんに指さしをするように促しましょう。

赤ちゃんのご機嫌のいいタイミングで、赤ちゃんが目の前の物に集中できるようにします。最初はママが指さしをしてみせて、赤ちゃんに指さしを促します。

これを何回か繰り返すことで、自分から指さしをするようになります。指さしを全くせずに最初から話し出したという子供もいて、指さしをしなくてもそれほど心配する必要はありません。

特殊なケース3歳児検診の時までに言葉がない場合は、いくつかの注意すべき原因が考えられます。難聴、聴力障害音に対する反応がにぶく、聴力に不安のある場合は聴力検査を受けてみることを検討しましょう。

精神的な発達の遅れ自閉症、脳性麻痺などの可能性はゼロではありません。

音への反応の鈍さや周囲の人への関心の薄さが気になるのでしたら、3歳児検診で相談してみましょう。

まとめ

赤ちゃんの言葉の話はじめと気になる4個のポイント
・ 赤ちゃんの言葉いつから?どう発達する?
・ 前言語期 言葉獲得の準備期間(0か月から1歳)
・ 赤ちゃんが話すためにママパパにできること
・ 環境づくりと声のかけ方
・ スキンシップ マッサージなど
・ テレビを見せることと、赤ちゃん言葉(幼児語)ってどうなの?
・ 赤ちゃん言葉
・ 赤ちゃんはいつから言葉を理解するの?

赤ちゃん言葉はいつから?気になる8個のポイントを紹介しましたがいかがでしたか。

3歳までは見守って赤ちゃんの言葉がいつからか、というのは個人差があります。

平均は生後1前後。1歳3,4か月までには90パーセントがしゃべるようになります。

とはいっても、この時期までに話さないからと言って基本的に心配する必要はありません。大事なことは、ママパパがゆったりとした気持ちで前向きに赤ちゃんとの時間を過ごすことです。

育児書の情報やほかの子供と比べて不安になったりせず、赤ちゃんの成長を見守りましょう。

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