BCGの跡は消える?赤く腫れてるけど大丈夫?BCGで困った時まとめ

腕を見てみると、BCGの跡が残っている方もいるのではないでしょうか。

子どもの予防接種で、うつことは決まっているけど、跡が残ったり、腫れたりしたらどうしようと心配に思うママもいるのではないでしょうか。

今回は、BCGについての知識をご紹介します。

BCGの跡は消える?赤く腫れてるけど大丈夫?BCGで困った時まとめ

BCGとは?

BCGは、フランスで開発されたワクチン。

生ワクチンで、1回の接種で効果があり、結核の発病を75%抑えてくれるワクチンです。

乳幼児が結核菌にさらされる前に接種することが大切で、接種後は高い結核の発病予防効果が期待できます。

効果は10年以上維持されます。BCGは「Bacille(桿菌といって菌の形) Calmette-Guerin(人名)」の頭文字を取って呼ばれています。

フランス人のCalmetteとGuerinは、ウシにしか感染しない結核菌(ウシ型結核菌)を分裂させていくことで、菌の孫のそのまた孫を作ってどんどん世代を経ていき、少しずつ毒性を減らしました。

そして13年後に、ヒトに感染しても結核を全く起こさない菌を作り出すことに成功したのです。

1921年にフランスにて世界で初めてBCGが使われ、効果が証明されました。日本では1924年にBCGが入ってきて、日本人での効果と安全性が検討され、1943年に日本での予防効果が証明され、一般的に使われるようになりました。

BCGの予防接種の時期とは?

定期接種としてのBCGは、生後12ヵ月までに1回。

生後5ヵ月から8ヵ月までに接種するのが望ましいです。

ただし、結核の発生している所では早期に接種することが勧められています。

乳幼児の結核は結核菌に感染すると、極めて発病する率が高く、血液に結核菌が流れて全身に結核菌がばら撒かれる「粟粒結核(ぞくりゅうけっかく)」や髄膜炎になりやすいため、それらを予防する必要があります。

新生児期での接種可能ですが、免疫不全があれば、副作用が強くなりますので、できれば、ある程度免疫不全が無いことが判る年齢での接種が望まれます。

BCGの注射について

BCGの接種をすると、独特な「はんこ」のような跡ができると思います。

それは、BCGの注射針が9本の針からできているためです。このような工夫により普通の注射より痛みを軽減させることができます。さらに、注射部分での炎症も起こしにくくしてくれる効果もあるのです。

BCGは、痛みや炎症を抑えることが優先されているのです。

また、この跡は成長するにつれて薄くなっていき、大人になることにはほとんど消えているはずです。しかし、注射してくれた方の技術的なスキルやその人の体質によっては、長い期間、跡が残ってしまうこともあるようです。

BCGの接種後の経過とは?

まず、注射直後には、特に変化はありません。

ただし、その後、注射した部分が徐々に赤く腫れるようになっていきます。この赤く腫れる期間としては、注射後の2、3日目くらいから赤くなり始め、3~4週間後に腫れや膿が一番ひどくなります。

膿が出たり、血がにじんだりすることによって跡にかさぶたができるはずです。かさぶたができても、赤ちゃんが自分でとらないように注意してあげてください。かさぶたによって、患部からばい菌が入るのを防いでくれています。

かさぶたをとってしまうと、ばい菌が入ってしまい炎症が強くなったり、感染症になってしまうこともあるのでとらないように注意してあげましょう。

その後、注射してから3か月目ぐらいには、腫れが治まり、かさぶたなども取れていくようになります。このような過程で、BCGの跡の炎症は消えていきます。

BCG接種後の注意点

前述したとおりの経過であれば、問題ないのですが、3週間後ぐらいに腫れや膿がでてくるはずなのに、10日後ぐらいまでに腫れたり、化膿したりすることがあります。

この現象はコッホ現象と呼ばれていて、適切な対処が必要になることもあります。コッホ現象とは、10日以内に注射した部分が赤く腫れたり、化膿してしまう現象です。

このように、コッホ現象では、普通よりかなり早いタイミングで腫れてしまうのです。この現象があらわれる原因は、すでに結核にかかったことがあるということです。つまり、BCGを接種する前に結核にかかったことがあるとコッホ現象があらわれてしまうのです。

過去に結核菌に感染したことがあると、体はその菌に対して耐性力をつきます。よってBCGで弱い結核菌を体の中に入れると免疫系が素早くに反応するため炎症が早い段階で起きてしまうのです。

コッホ現象があらわれた場合は、結核菌がまだ体の中で生きていることもあるので病院で受診することをおすすめします。

BCGの跡は消える?

大抵の赤ちゃんは大きくなるにつれて接種跡が目だたくなっていきます。

個人差がありますのでいつ消えるかは一概には言えません。

3~4ヶ月で赤みが消える、半年くらいで目立たなくなる、1歳になっても残っている、3才くらいでほとんどわからなくなった、と様々のようです。

また、大人になっても跡が残っているというケースもあります。 ただ、赤みは消えていてよく見るとわかる…という程度にはおさまるようです。 跡が残っているのはワクチンの効果がでている証拠です。 あまり気にせず、自然に任せる気持ちでいる方が良さそうです。

しかし、いつまでも傷跡のように残っているのは可哀想…。

そこで、BCGの跡を綺麗になくすいくつかのヒントをご紹介します。

・保湿クリームなどで肌状態を良くする

・ビタミン類を多く摂り、体の内側から肌ケア

・火傷などで使われるヨモギローションを使う

・ある程度大きくなってから美容外科で相談する

肌に良いことをして、自然治癒力による回復を待つのが基本となります。

まとめ

BCGの跡は消える?赤く腫れてるけど大丈夫?BCGで困った時まとめ
・ BCGとは?
・ BCGの予防接種の時期とは?
・ BCGの注射について
・ BCGの接種後の経過とは?
・ BCG接種後の注意点
・ BCGの跡は消える?

BCGの跡は消える?赤く腫れてるけど大丈夫?BCGで困った時まとめ、いかがでしたか。

BCGは必ずうける予防接種です。しっかりと経過をみてあげましょう。

また、お風呂は接種した当日から可能なので、ご心配なく!

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