クレーン現象とは?いつから?自閉症との関係についてお答えします

Baby talk

クレーン現象という言葉を知っていますか。聞いたことないプレママも多いはず…。

クレーン現象って何かしら…障がいと関係あるのかしら…などの疑問を徹底解明していきます。

クレーン現象とは?いつから?自閉症との関係についてお答えします

クレーン現象とは?

クレーン現象とは、他人の手を使って自分がしたいことを代わりにしてもらおうとする行動のことを指します。他人の手を引っ張って何かをさせようとするのが、工事現場で活躍するクレーン車やUFOキャッチャーのアームを操る動きに似ていることから、この名前がつきました。

自閉症の子は意思表示をするときの指差しが苦手で、代わりにこのクレーン現象がよく見られることから、自閉症の特徴の1つと考えられています。赤ちゃんが自分で何かをしたいときや何かを伝えたいときに、クレーン現象は見られます。

自閉症がない健常児であれば、何かをしたいときは言葉で伝えようとしたり、指差しで表現したりするのが一般的です。

しかし、言葉を話すことや指差しが苦手な自閉症児は、他人の手を借りてそれをやろうとします。

たとえば、子供がテレビを見たいと思ったときに、リモコンやテレビを指差して伝えようとするのではなく、ママやパパの手を引っ張ってリモコンを取らせようとします。

クレーン現象判断の注意点

前述でも話している通り、クレーン現象は自閉症という障がいの特徴となっていますが、赤ちゃんも言葉が話せない時などに、クレーン現象のような動きをすることがあります。そのため、すぐに「自閉症だ!」と自己判断することは注意が必要です。

言葉を話せる健常児であっても、やはり、上手く伝わらない時期、1~2歳の時期には、クレーン現象のようにしてほしいことを動作で伝えようとすることもあります。

そのため、0歳~2歳まではすぐにクレーン現象に対し、敏感になりすぎることは良くありません。言葉の習得のための1つの手段だと思い、言葉を添えてあげることが必要です。

クレーン現象はどのような症状が注意するべき?

通常であれば、以下のようなクレーン現象が出てきます。

・2歳ぐらいで指差しができるようになる。

・嬉しい時、悲しい時、楽しい時、怒っている時など、様々な場面で表情でのやりとりができる。

・自分が置かれている状況、周りの様子を気にしている。

しかし、次のようなクレーン現象や様子であれば、注意が必要です。

・自分の手と他者の手の区別がつかない。

・便利な道具として認識して使っている。

・手を注視している。

クレーン現象が出た時、どうすればいい?

前述のような気を付けたいクレーン現象かもしれないと思ったら、まずはかかりつけの小児科の先生に相談しましょう。あるいは、乳幼児健診の際に相談してみてもいいかもしれません。不安を募らせるよりもきちんと専門家に相談したほうが安心です。

そして、自閉症でも自閉症がなかった場合も、クレーン現象にはきちんと対応してあげることが大切です。どちらにせよ、クレーン現象が起こるということは、指差しや言葉といった意思表示をうまく理解できていないことが原因だからです。

クレーン現象が見られたらそれを無理にやめさせると、さらにクレーン現象ばかりになったり、自分で学ぼうとする意欲を損ねてしまいます。子どもの手をとって一緒に指差しをしたり、「○○がほしいの?」などと単語の名前を言ってあげたりして、コミュニケーションを図るようにしましょう。指差しの意味や言葉の意味を理解していけば、クレーン現象は自然となくなりますよ。子ども自身が言葉を獲得、習得する第一歩になります。

自閉症の特徴

クレーン現象があるからと言って、すぐに自閉症と判断することは出来ません。自閉症の特徴も学んでおきましょう。

<人と関わらない>
目を合わせられず、他の子と一緒に遊べません。

<コミュニケーションが取れない>
言葉の遅れ・オウム返しがよくみられ、全く言葉が出ない場合もあります。オウム返しとは、言われた言葉をそのまま言うことですが、「おやつ食べる?」という問いに答えられず、「おやつ食べる?」と同じように返してしまうのです。

<多動>
子どもは障害の有無に関係なく、よく走り回りますが、自閉症の場合は目的もなく、走り続けます。じっとしていられずに、教室などから飛び出してしまうこともあります。

<こだわり>
限られた物や行動、習慣にこだわり、同じことを何度も飽きずに繰り返したり、同じ遊びを繰り返したりします。同じ日課・同じ食べ物・同じ道順など、決まった行動や興味のあるものにこだわりを示します。

<意志の疎通が出来ない>
意志を言葉で伝えられないために、何かをして欲しいときに相手の手をつかんでそこまで引っ張っていくようなクレーン現象があります。また、意味のわからない言葉を発したり、同じ言葉を繰返したりします。

<パニック>
自閉症は自分の気持ちを表現できないために、欲求がある場合や慣れないことをした場合、予定などの変更があったりして混乱した場合にパニック状態になります。自分の頭を壁などにぶつけたり、髪の毛を引っ張ったりという自傷行為などがあります。

また、自閉症の原因は生まれつきの脳機能障害であるため、お父さん、お母さんのせいではないことを覚えておいてください。

まとめ

クレーン現象とは?いつから?自閉症との関係についてお答えします
・ クレーン現象とは?
・ クレーン現象判断の注意点
・ クレーン現象はどのような症状が注意するべき?
・ クレーン現象が出た時、どうすればいい?
・ 自閉症の特徴

クレーン現象とは?いつから?自閉症との関係についてお答えします、いかがでしたか。

すぐに自己判断して、自己嫌悪にならないようにしてくださいね。まずは、我が子とのコミュニケーションを大切にしていきましょう。

いいね!して最新情報GET!