クレチン症(先天性甲状腺機能低下症)とは?意外と知らない原因と症状、治療法まとめ

Cretinism

みなさんは、クレチン症という病気をご存知でしょうか。

名前も聞いたことないという方も多いと思います。ぜひ、どんな病気なのか、原因や治療法はあるのかチェックしましょう。

先天性の病気なので、産まれてすぐに発見できる病気なので、そこで慌てないように!

妊婦も大変ですが、産まれてからも、もちろん大変なことがたくさんなので、その大変な要因が少しでも減るように、いろいろな病気についての知識を知っておきましょうね!

クレチン症(先天性甲状腺機能低下症)とは?意外と知らない原因と症状、治療法まとめ

クレチン症とは?

クレチン症とは、先天性甲状腺機能低下症で、生まれつき、甲状腺の形成が異常であったり、ホルモンを作ることができなかったりして、甲状腺ホルモンが不足している状態になる病気です。

甲状腺ホルモンが不足したままだと、発達の遅れ、成長の遅れが出てくるため、早期発見が大切です。1979年から「新生児マススクリーニング」として、生まれてから5日前後に採血し、クレチン症でないかどうかをみる検査が行われています。

「ろ紙血TSH」と言って、ろ紙の上に血をつけて乾燥させ、測定機関に郵送し、甲状腺刺激ホルモン(TSH)を測定します。結果は、まず医療機関に返ってくるので、数値が上昇している場合は、医療機関から再検査の要請があります出生児5700人に1人に、クレチン症が発見されています。生まれつきで、様々な遺伝子の異常が報告されています。

・症状としては、体の黄色が取れない(黄疸遷延)

・便秘・いわゆる「でべそ」(臍ヘルニア)・体重の増え(体重増加不良)

・皮膚が乾燥(皮膚乾燥)、コナをふいたような感じ(落屑)

・活動に乏しい(不活発)

・舌が大きく、口から出ている(巨舌)

・声がかれる(嗄声)

・手足が冷たい(四肢冷感)

・体、顔、手足がむくむ(浮腫)

・頭の骨の閉じていない部分が大きい(小泉門開大)

・甲状腺の腫れ(甲状腺腫)

といった症状が見られます。

クレチン症の原因

原因は、なぜ先天的に甲状腺の機能が低下するかの原因ははっきりとわかっていません。

しかし、甲状腺そのものがないか、あるいはあっても十分な大きさがないか、別の場所にあって働かないか、甲状腺ホルモンがうまく作られないことなどによっておこると言われています。

頻度は約8000人に1人の割合で見られ、男女比は1:2で女児が多いようです。

新生児期のマススクリーニングが行われるようになって、以前考えられていたよりも、高頻度であることがわかってきました。

クレチン症の治療法

甲状腺が腫れていても、甲状腺ホルモンの値が正常の場合は、年に1~2回程度、甲状腺の大きさ、甲状腺ホルモンをチェックして様子を見ます。

甲状腺ホルモンが低下している場合は、補充療法を行います。治療薬は、合成甲状腺ホルモンであるサイロキシン (T4)、レボチロキシンナトリウム(チラーヂンS)を使います。

この製剤は、血中で半分になる半減期が長いので、1日1 回の内服で十分です。甲状腺刺激ホルモンが正常になるように、甲状腺ホルモンを補充します。

また、早期診断・早期治療がその後の発達に大きく影響します。

生後3か月以内に治療が開始できれば、正常の発達を期待できますが、生後12か月以後では、知能障害を残してしまいます。

クレチン症の予防法

原因がはっきりしていないため、完全に予防することは難しいと言われています。

しかし、妊娠中の過剰なヨード摂取が胎児の甲状腺に影響を与える恐れがあるということが分かってきました。

ヨードは、身近な成分で、ワカメや昆布、海苔などの海藻類などさまざまな食品に含まれています。日本人の食生活を考えると、積極的に摂らなくても、十分に必要量は満たすことができる栄養素です。

ただ、ワカメや昆布を摂らなくても、ラーメンやうどんなどの麺類の汁、調味料やインスタント食品にも含まれているため、過剰摂取しないように注意が必要です。

また、妊婦さん自身が、甲状腺に病気をもっている方だと、その影響を受けやすいこともあるので、すぐにかかりつけの産婦人科医に、相談してみましょう。

そのことも、早期発見に、繋がるかもしれません。

まとめ

クレチン症(先天性甲状腺機能低下症)とは?意外と知らない原因と症状、治療法まとめ
・ クレチン症とは?
・ クレチン症の原因
・ クレチン症の治療法
・ クレチン症の予防法

クレチン症(先天性甲状腺機能低下症)とは?意外と知らない原因と症状、治療法まとめを紹介しましたがいかがでしたか。

なんだか、怖い病気と感じる方が多いかもしれませんが、妊婦の時に、偏った食事(3食カップ麺ばかりといった食事など)をとらずに、バランスの良い食事を心掛けていれば、まずは安心かもしれませんね。

ただ、原因がわかっていないので、断言できませんが、まずは、治療を早くに開始することが第一です。怖がることなく、子どものためにも、すぐに検査をして、早期発見を心掛け、すぐにお医者さんと治療方法について考えていきましょう。

産後5日から3歳までには、検査が必要と覚えておきましょうね!

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