クループ症候群とは?熱や咳など症状や特徴となってしまった場合の対処方法

Baby burp

クループ症候群という病気を知っていますか。もしかすると、昔からある病気ではないため、初耳のママも多いのではないでしょうか。

このクループ症候群とはどのような状態なのか、しっかりとチェックしていきましょう!

クループ症候群とは?熱や咳など症状や特徴となってしまった場合の対処方法

クループ症候群の症状

クループ症候群とは、上気道(声を出すための声帯や喉の周辺)が、ウイルスや細菌に感染して炎症を起こす病気です。炎症により気道が腫れて狭くなってしまうため、呼吸がゼイゼイいったり、ひどい場合は呼吸が困難になってしまいます。

小さい子の場合は、気道が狭く、気道の組織自体も弱いことから、クループ症候群になりやすいといわれています。

クループ症候群にかかるのは3か月~5歳のお子さんがほとんどで、生後2年以内のお子さんが最も多くなります。一般にクループ症候群の発症は男子に多く、時期としては冬期の発生が多くなります。

3~6歳までのお子さんには再発することが多くありますが、成長に伴って気道が発育し発症数は減少します。ただし、クループ症候群のうち、急性喉頭蓋炎については、2〜6歳くらいのお子さんに多くみられ、成人になっても発症することがあります。

クループ症候群は、かぜの症状から始まりますが、それから1日〜2日程度で38度〜40度の熱が出て(発熱しない場合もあります)、その後に犬の遠吠えのような独特の咳が出ます。

また、怒ったり泣いたりすることで悪化することがありますので、安静にさせることが大切です。数日は咳の症状を繰り返しますが、通常は1週間程度で軽快していきます。

症状が軽いうちはいいのですが、顔面蒼白な状態や意識障害などとなることもあり、症状が重くなりそうなときは、すぐに医療機関を受診するようにしてください。

もちろん、顔面蒼白な状態やチアノーゼの状態があらわれたら、すぐに救急搬送してください。

クループ症候群の原因

クループ症候群の原因として最も多いのは、ウイルスによるもので、中でもパラインフルエンザウイルスが最も多く、クループ症候群の原因の約75%といわれています。その他のウイルスでは、アデノウイルス、RSウイルスなどによるものが多くなります。

また、細菌ではインフルエンザ菌、溶連菌などが主な原因となります。中でもインフルエンザ菌については特に注意しなければいけません。インフルエンザ菌b型を原因とする場合、急性喉頭蓋炎を発症することが多く、主に2~6歳までのお子さんにかかります。

急性喉頭蓋炎は、急に喉が腫れてしまうことにより、気道がつまってしまい、症状がひどい場合は息ができなくなってしまいます。あっという間に喉が腫れあがってしまうので、場合によっては入院治療により速やかに気管を切開する必要があります。

クループ症候群の治療法

クループ症候群の治療は、喉頭のはれを引かせることを目的とします。 ほとんどの場合はウイルス性であるため、細菌性であると特別に判断した場合以外では抗生物質は使用しません。

初めてクループ症候群にかかった場合は、まず病院に連れて行きましょう。 安静にしていれば治ることもありますが、それを最初に判断してしまうのは危険です(良く似た疾患で命に関わるものもあります)。

病院では一般に、ステロイドの内服・注射アドレナリン(エピネフリン)の吸引(ボスミンネフライザー)を行います。頻繁にクループを起こすような場合では病院からステロイドキャンディーやエピネフリンの吸入器を処方されることもあります。

その場合でも、自宅などで使用して症状が改善しなければ病院に行くようにしましょう。

自宅での対処としては、赤ちゃんを興奮したり泣かせないことや座らせて呼吸をしやすい態勢にするなどです。 安静にしても症状が良くならなければためらわずに薬を使うべきです。クループ症候群の原因の一つであるインフルエンザ桿菌b型にはワクチンがあります。

絶対に受けなければいけない予防接種ではありませんが、 インフルエンザ桿菌b型は他にも髄膜炎の原因となったりしますので、受けておくことをおすすめします。

クループ症候群の予防法

クループ症候群はなんと、予防できる病気です。その方法は、クループ症候群の原因となるウイルスを予防接種することです。ジフテリア菌であればDPT三種混合ワクチンやDT二種混合ワクチンで、インフルエンザ菌b型はヒブワクチンで対処できます。ヒブワクチンは任意接種ですが、うまくスケジュールをあわせて接種したほうがいいですよ。

一般的な手洗いうがいでも予防にはなりますので、ウイルスが活発になる冬は特に手洗いうがいを徹底しましょう。正しく予防して、もし感染しても適切な治療を受けていれば、ほとんどのクループ症候群は恐ろしいものではありません。ウイルスに負けないように、予防接種と日頃の生活習慣を見直してくださいね。

また、クループ症候群のうち、特に急性喉頭蓋炎は大人でも発症することがあります。喉が痛い程度の症状から始まるのですが、大人の場合は単に風邪だと思ってしまい、急性喉頭蓋炎であると気付くことは難しいようです。急に喉の痛みが出たときには、医療機関を受診した方がいいでしょう。

まとめ

クループ症候群とは?熱や咳など症状や特徴となってしまった場合の対処方法
・ クループ症候群の症状
・ クループ症候群の原因
・ クループ症候群の治療法
・ クループ症候群の予防法

クループ症候群とは?熱や咳など症状や特徴となってしまった場合の対処方法、いかがでしたか。

のどの異変に気付いたら、すぐに病院へ行きましょう!また、パパやママなど周りの家族も感染しないように気を付けましょう!

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