授乳中のタバコについて知っておきたい4個の事実

During breast-feeding tabako

妊娠前から、喫煙であるママも多いと思います。しかし、禁煙を勧められる日々…。

「出産した後であれば、赤ちゃんから離れた場所で吸えば良いんじゃないかな。」と思うママもいると思います。

しかし、それは、大きな間違い!

実は、授乳中も影響があります。しっかりとその影響について理解しておきましょう。

授乳中のタバコについて知っておきたい4個の事実

①授乳中、喫煙の影響

母乳に含まれるニコチンの量は、ママの血液に含まれるニコチンの量の3倍と言われています。

特にタバコを吸った直後の母乳は最悪。赤ちゃんに喫煙させているのと同じこと。ニコチンは赤ちゃんの血管を収縮させ血流阻害します。

この結果、脳や精神へ異常をもたらし、寝付きが悪くなるなどの症状が出て、最悪死亡します。また口から吐く息や、髪の毛、衣類、皮膚に染み付いたタバコの悪臭にも、タバコの有害物質が含まれています。

母乳からタップリとニコチンを吸った赤ちゃんは、ニコチン中毒になるかもしれません。

②喫煙の影響で起こりうる赤ちゃんの病気

では、喫煙をしたままだと、赤ちゃんに起こりうる病気は、具体的にどういうものなのでしょうか。

<乳児突然死症候群の増加>

両親が喫煙する場合、乳児突然死症候群(SIDS)で死亡する危険性は、4.7倍に増加するという報告があります。

うつ伏せで寝ることが原因と言われていますが、喫煙も原因の1つ。死に直結するため、怖い物です。

<知能の成長発達に影響>

アメリカの小中学生4000名余りに読解力や計算能力のテストを行った研究で、家庭での受動喫煙の程度が高い生徒ほど、試験点数が低いという結果があります。

親の喫煙で、子どもの脳にも影響があるというのは恐ろしいもの。やはり、健やかな成長には、禁煙したほうが良いかと…。

<気管支喘息、呼吸器疾患>

家族内で喫煙する人が増えるほど、子どもが喘息になるといわれています。喘息は、生涯付きまとう病気です。

運動の制限などもあり、子どもにとって、苦しい生活になってしまいます。

<中耳炎>

耳管を通って中耳にもタバコの煙が進入するため、中耳炎や難聴の発生率が上がります。

中耳炎も、発熱からいろいろな病気が発症するもの。怖い病気の1つです。

<その他>

その他にも、注意欠陥多動性障害、化学物質過敏症、アレルギー性鼻炎、低身長、アトピー性皮膚炎、善玉コレステロール減少(動脈硬化のリスクUP)、慢性扁桃肥大、逆流性食道炎などが、受動喫煙児に起こる症状として挙げられています。

あらゆる、病気と隣り合わせになってしまいます。ストレス解消は違う方法が良いかもしれませんね。

③もし、煙草をやめれない場合の対策

リスクを考えると授乳中も禁煙が望まれますが、中にはどうしても耐え切れないという方もいるかもしれません。

リスクを踏まえた上で、できるだけ本数を減らす、赤ちゃんのいる所ではタバコを吸わない、外に出て吸うなど最低限の努力は必要ですよね。

また、喫煙後、ママの血中のニコチンが少しずつ薄くなり、3時間ほど間隔をあけると母乳中のニコチン濃度も低くなるといわれています。

「タバコを吸い終わって、3時間以上経ってから授乳する」ことが1つの目安となります。

しかし、リスクを考えると、頻回授乳中は避け、授乳頻度が少なくなってくる生後4ヶ月以降までは我慢し、そこからは1日1~2本ほどにおさえたいところ。タバコを吸った直後の母乳は絶対にNGです。

④禁煙する方法

辞めたくても辞めれない煙草…。これは、気持ちの問題ではなく、ニコチンの依存のせい。

ニコチン依存が高いために、ニコチンが少なくなると、イライラしてくるもの。そのため、ストレスが溜まっているから吸っていると勘違いしている人も多いです。

禁煙を自分で出来ない場合は、どうしたらいいでしょうか。禁煙する方法について、まとめてみました。

<禁煙外来>

ニコチン依存症は病気です。禁煙を決心したら、禁煙外来を受診すると良いでしょう。

近年は、産婦人科で禁煙外来を行っているクリニックが増えています。通常、妊娠・授乳期には禁煙補助剤を使用することができませんが、婦人科の禁煙外来ではニコチン依存症状を診断したうえで、必要に応じて禁煙補助剤を処方し、具体的な使い方を指導してくれることもあります。しかし、自己判断での禁煙補助剤は危険です。

ガムタイプやシールタイプの禁煙補助剤の添付文書には、授乳中は使用しないよう記載されています。これは、母乳中に成分が移行し、乳児の脈が速くなるなどの影響がでるためです。

<喫煙以外の楽しみや、生活リズムをつくる>

24時間続く慣れない子育ては、誰にとっても大変なもの。タバコで気分を紛らわせたくなることもあるかも知れませんが、そこをぐっとこらえて、タバコ以外の方法で気分転換をはかりたいものです。

地域の子育て交流の場に出かけて友達を作ってみたり、タバコを買ったつもりで“つもり貯金”をして、おいしいものを食べたり洋服を買うなどしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

授乳中のタバコについて知っておきたい4個の事実
・ ①授乳中、喫煙の影響
・ ②喫煙の影響で起こりうる赤ちゃんの病気
・ ③もし、煙草をやめれない場合の対策
・ ④禁煙する方法

授乳中のタバコについて知っておきたい4個の事実を紹介しましたがいかがでしたか。

喫煙では、自分の身体以上に、赤ちゃんへの影響が大きいもの。健やかな成長のためにも、改善していきましょう!

また、パパの喫煙もなるべく直すために、一緒に禁煙外来へ行くこともおすすめです!

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