シュタイナー教育について最低限知っておくべき4つのこと

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シュタイナー教育という言葉をご存知でしょうか?

耳にした事はあるけれど具体的な事はわからない、どんな教育方法なの?という方が多いと思います。

そこで、シュタイナー教育とは何なのか?最低限これだけは知っておいた方が良い事をいくつかお話していきたいと思います。

シュタイナー教育について最低限知っておくべき4つのこと

シュタイナー教育のはじまり

20世紀はじめのオーストリアの哲学者・思想家ルドルフ・シュタイナーが提唱、実践した教育方法です。

1919年にドイツのシュトゥットガルトで工場労働者の子供達の為の教育施設「自由ヴァルドルフ学校」を設立します。

そのためドイツでは一般的にヴァルドルフ教育学と呼ばれています。シュタイナー教育とはヴァルドルフ教育を日本で紹介する際に名付けられた呼称のひとつです。

第一次世界大戦後のドイツではとても珍しい男女共学で全ての社会階級の子供が学べる学校であり小学校から高校まで12年間、子供たちの発達段階に合った授業を行い、子供たちの成長過程を支える教育を行いました。

シュタイナーの教育思想は世界中の様々な国に広がり、現在では1000~1500以上の学校や幼稚園で実践されています。

人間は4つの構成体で形作られている

シュタイナー教育は、子どもが意志、感情、思考において調和のとれた人間として成長することを目的としています。

そのために人間の心身の発達段階に応じた独自の教育を行っておりシュタイナーは人間は4つの構成体で作られていると考えているのです。

物質体(0歳に生まれる)

体そのもので私たちの体も、引力の法則にしたがって上から下に落ちる鉱物界の物体。

生命体(7歳頃に生まれる)

引力の法則に逆らって下から上に伸びる力、起き上がる力、成長や繁殖をつかさどる力。

感情体(14歳頃に生まれる)

快・不快の感情も結びついた動き。

自我(21歳頃に生まれる)

考えたり言葉を話したり「私」という意識を持っていること。

シュタイナー教育の特徴

『エポック教育』エポックと呼ばれる時間が設けられており、その時間は国語、算数、理科、社会といった主要教科の中から1教科だけを選んで1日約100分を数週間学び続けます。

例えば国語をやっている期間には算数を全くやらず、逆に算数をやっている期間には国語は全くやらないというように、一定期間集中して1つの教科を学習することで、各教科に対しての知識を深められると考えられています。

『教科書を使用しない』

シュタイナー教育では決まった教科書を使いません。教科書の代わりに子供たちがもっているエポックノートと呼ばれる無地のノートに、クレヨンや絵の具、落ち葉や折り紙を使い1年を通して自由に書き込んでいくのです。自分の経験と学んできたことを基にした独自の教科書を作っていきます。教科書を使用しない事で自ら学び考える力を育む事が目的とされています。

『芸術的手法を用いる』

低学年では芸術的な手法で教育を行います。たとえば、算数に木の実を使うなど、生活や生命といった身の回りのものと学習内容を結び付け、具体的なイメージを餅ながら教育を実践します。

『点数での評価をしない』

シュタイナー教育ではテストが行われないのが普通です。成績で競うのではなくエポックノートや日々制作してきた提出物などを見て保護者に成長の記録として渡されます。

シュタイナー教育のメリット、デメリット

メリットはやはり子供らしく自由な発想でのびのびと過ごす事が出来る事でしょう。

一般的な学校とは違うため、自分自信で考え学び人生を切り開いていける力が強くなる点もシュタイナー教育の影響が大きいのかもしれませんね。

デメリットといえば学習する内容や方法が学校独自の教育方法であるため学力面での不安や転校した場合、一般的な学校に適応するのがとても難しい点です。

シュタイナー教育を実践している小中高一貫校は日本に3校しかないので親の都合で転校しなくてはならなくなった場合、突然教科書やテストがある生活が始まってしまうので戸惑ってしまうのは当たり前ですよね。

まとめ

シュタイナー教育について最低限知っておくべき4つのこと
・ シュタイナー教育のはじまり
・ 人間は4つの構成体で形作られている
・ シュタイナー教育の特徴
・ シュタイナー教育のメリット、デメリット

シュタイナー教育について最低限知っておくべき4つのことを紹介しましたがいかがでしたか。

日本には沢山の教育方法が存在しますが、それらは保護者や子供によってそれぞれ合う、合わないはあるのではないかと感じています。

本当に大切な事は他者の意見よりも自分と子供それぞれに合った教育方法を選択する事なのではないでしょうか?

シュタイナー教育を実践している学校には見学会を実施している所もあるようなので1度足を運んでみてはいかがでしょうか。

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