【赤ちゃんの病気】腸重積(ちょうじゅうせき)って?原因と症状、治療法は?

chojuseki

産まれたばかりの赤ちゃんの病気で早い対処をおこなわないと重篤な症状を引き起こすものに、腸重積という病気があります。

腸重積は赤ちゃんに多く見られ、腸の一部が壊死してしまう可能性もある怖い病気なのです。

腸重積がどんな病気か頭に入れておくことで、症状が出たときに早急に対応ができる場合があります。

今回は、赤ちゃんに多い病気「腸重積」について詳しく説明していきます。

腸重積とはどんな病気?

赤ちゃんに多い腸重積とは腸内ならばどの場所でも起こる可能性がある病気で、腸の一部分が更に腸内に入り込んでしまうのです。

そのため腸の一部がうまく機能しないために血液の流れが止まってしまい、最悪壊死を起こしてしまうのです。

腸重積自体は赤ちゃんから大人までかかる可能性がありますが、ほぼ9割が乳幼児の患者なのです。

一度なってしまうと事前に治癒することはないため、医師の診察が必須となります。

特に赤ちゃんは腸重積になっても「お腹が痛い」などと症状を訴えることができないので様子を良く観察する必要があります。

腸重積の原因とは?

赤ちゃんの腸重積の原因は、実はコレ!というものがまだ解明されていないのです。

しかし元々赤ちゃんはまだ腸壁のつくりが未熟であるのに加え、風邪などを引いて免疫力が低下しているとよりその機能が低下するのでかかりやすいとされています。

赤ちゃんがウイルス性の風邪などにかかった場合は、腸重積などの症状が出ないか経過を良く観察しておくことが大切です。

症状は?

赤ちゃんは言葉で症状を伝えることはできませんが、腸重積に関しては急激な症状を引き起こすのでほとんどのお母さんが「これは、ただ事じゃない」と感じます。

いきなりの嘔吐やいちごジャムのような血便、そして波があるお腹の痛みが襲ってくるのが特徴です。

腸が重なった部分をお腹の上から触ると、ハッキリと硬い感触がわかりますので触診してみてください。

このように腸重積かな?と不安になるような症状が出てきたら、夜中や休日でもすぐに救急病院で診察してもらってくださいね!

早めに対処をしないと腸が壊死してしまい、大変なことになってしまいます。

赤ちゃんの腸重積は、早期発見、早期治療が基本ですからとにかく迅速に対応しましょう。

治療法はどんなものがある?

赤ちゃんの腸重積の治療法としては、まず腸のどの部分が重なってしまっているのかを特定しなければなりませんのでレントゲンやエコーなどで診察します。

腸重積の症状が起きてからさほど時間が経っていない場合には、生理食塩水を肛門から勢い良く注入する方法で折り重なっている部分を戻せる場合があります。

この治療法を高圧浣腸といいます。高圧浣腸で腸重積が治せるのはだいたい24時間以内の発症としており、早めに治療すればほぼ治るといわれています。

赤ちゃんの腸重積は早期発見が大事だというのは、このような治療法があるからなんですね。

手術が必要な場合も!

赤ちゃんが腸重積になってから24時間以上経過してしまったときや、先ほどご紹介した高圧浣腸でも治らなかった場合などには開腹手術が必要になるケースがあります。

これは腸が重なっている部分が二重三重になってしまっていたり、腸がすでに一部壊死してしまっているときに当てはまります。

もちろん開腹手術ですから入院をすることになってしまい、だいたい2週間ほど様子を見るかたちとなります。

開腹手術ともなると全身麻酔を使うため、赤ちゃんにも大きな負担がかかってしまいます。

しかし、赤ちゃんの腸重積が重症だったり発症してから時間が経ってしまっていた場合は手術しなければ赤ちゃんの命に関わりますので、しっかり落ち着いて見守るようにしてくださいね。

まとめ

・ 腸重積とはどんな病気?
・ 腸重積の原因とは?
・ 症状は?
・ 治療法はどんなものがある?
・ 手術が必要な場合も!

赤ちゃんの腸重積について原因や症状、そして治療法などをご紹介してきましたが、いかがでしたか?

腸重積は早めに発見できてすぐに治療をすれば手術することもないですし、赤ちゃんに負担が少なく済む病気です。

しかし、発見が遅れてしまったり重症な場合は手術が必要となり、とても赤ちゃんには負担が大きなものになってしまうのです。

お母さんはこれを防ぐために、少しでも赤ちゃんにおかしいと思うような血便などの症状を見つけたら、すぐ腸重積ではないかと疑って病院に行くようにしましょう!

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