新生児の細気管支炎の原因や症状、喘息との違いは?なってしまった時にとる対処法

Cretinism

細気管支炎という病気を知っていますか。

気管支炎は聞いたことがあっても、「細」がついたものは知らないママもいるのではないでしょうか。しかも、この病気、新生児の病気…。

原因などを詳しく理解して、細気管支炎にならないようにしましょう!

新生児の細気管支炎の原因や症状、喘息との違いは?なってしまった時にとる対処法

細気管支炎とは?

気管支が枝分かれした細い気管支である細気管支が、ウイルスによって炎症をおこす病気を細気管支炎といいます。冬に流行し、呼吸困難と、ゼイゼイ、ヒューヒューといった呼吸音が特徴です。

初期症状としては、くしゃみ、鼻水が起こり、続いて激しい咳や多呼吸、呼吸困難が起こります。呼吸困難によって、口の周りの皮膚が紫色に変色したり、肋骨のあたりが陥没する陥没呼吸も見られます。

2歳未満の小児でゼイゼイヒューヒューといった音が聞こえたら、細気管支炎もしくは喘息を疑います。水分が取れなかったり、呼吸困難が続く場合は、脱水症状や低酸素血症を防ぐため、入院して全身管理を行うことが必要となります。

細気管支炎の原因は?

細気管支炎の原因は、下気道へのウイルス感染です。

細気管支炎の50%以上はRSウイルスにより起こり、その他にはヒトメタニューモウイルスによっても起こります。ウイルスが感染することにより、浮腫や滲出液、粘膜・細胞性残渣蓄積、さらにウイルスの浸潤による細気管支の部分的な閉塞が起こります。気道が閉塞すると、閉塞した先は無気肺となります。

気管内の空気は、細くなるほど流れにくくなるので、細気管支が肥厚して細くなると気流抵抗が増大します。加えて、管の内径は呼気のほうがより小さくなるため肺から空気が出にくくなり、細気管支より末梢の部分に空気を閉じこめるようになり、肺は過膨張となります。

これらのことから、無気肺と肺の過膨張は混在するようになり、正常なガス交換が損なわれ、症状が進行した場合には血中酸素濃度が減少し、低酸素血症を来します。

細気管支炎の治療法

まず、診断方法についてお話します。2歳未満の小児で、初めての喘鳴を示した場合には、細気管支炎や喘息が疑われます。胸部聴診では喘鳴、呼気延長、しばしば小水泡音が聞かれます。

胸部X線写真では過膨張した肺、横隔膜の下降、著しい肺門陰影を認めます。喘鳴を示す疾患として、喘息との区別が重要ですが、過去に喘鳴を示したことがある場合や、本人を含めた家族内にアレルギー性疾患がある場合は、細気管支炎よりも喘息を疑うことになります。RSウイルス感染の診断には、鼻腔ぬぐい液や吸引液を用いた迅速抗原測定キットが有用です。

RSウイルス感染が証明された場合は、喘息よりも細気管支炎が強く疑われます。呼吸困難や脱水がある場合には入院加療が必要になります。細気管支炎はウイルス感染症であり、細菌による二次感染を起こすことが少ないことから、抗生剤は必要ありません。基本的には全身状態の管理を中心とした対症療法を行うことになります。

治療としては、気管支拡張薬の吸入や、低酸素血症を示している場合には加湿および酸素投与がなされます。ステロイド薬の効果については定まっていません。

吸入療法については、エピネフリンがβ刺激薬より有効と思われるという報告もあります。低酸素血症や二酸化炭素貯留が進行している場合には、人工呼吸器管理が行われます。

細気管支炎の予防法

呼吸困難など重症化しやすい細気管支炎は、なにより予防が大切です。自分で身を守ることができない赤ちゃんのために大人がしっかりと対策をして、ウイルスに感染させないようにしましょう。

家族全員が手洗いやうがいを徹底し、家の中にウイルスを持ち帰らないように努めましょう。また赤ちゃんをなるべく人ごみに連れて行かない、風邪を引いた家族との接触を控えてください。

また、タバコの煙は細気管支を傷める原因になるため、赤ちゃんには受動喫煙をさせないように禁煙するか、もしくは分煙をしましょう。日々の心がけで赤ちゃんを守ってあげてくださいね。

喘息との違いは?

症状などから見ると、喘息と似ている気がしますが、気管支喘息と気管支炎の原因が異なります。

まず、気管支喘息の場合はその多くがアレルゲンを原因としています。アレルギー性喘息とも呼ばれますが、本来は人間の体に害のない物質に対して、免疫機能が間違って働いてしまうのが気管支喘息の特徴です。

一方で気管支炎は、そのほとんどがウイルス、細菌によって引き起こされることがわかっています。例えばインフルエンザウイルスなどが、気管支炎を引き起こします。

家庭での対処方法

もし子どもが「気管支炎かも?」と思ったら、まずは病院へ。できれば呼吸器科のある病院に行きましょう。そして、お家では以下のことに気をつけて対処してあげましょう。

(1)水分補給をこまめにする
気管支炎になると、苦しさやだるさから食欲低下してしまう子は多いです。脱水症状になることもあるので、水分だけはしっかり摂らせてあげましょう。水分補給は痰を出しやすくしてくれます。
(2)喫煙などで空気の悪い環境を作らない
空気の悪い環境は気管支炎を悪化させる原因になります。ご家族に喫煙者がいる場合、かなり離れた場所で吸ってもらうなどして、子どものいる空間は空気を良くしておきましょう。また、室温は一定に保ち、湿度も高くしておきましょうね。
(3)ゆっくり休ませる
気管支炎の間は、お家でゆっくり休ませて、激しい動きなどしないようにしましょう。とにかく、安静第一です。

まとめ

新生児の細気管支炎の原因や症状、喘息との違いは?なってしまった時にとる対処法
・ 細気管支炎とは?
・ 細気管支炎の原因は?
・ 細気管支炎の治療法
・ 細気管支炎の予防法
・ 喘息との違いは?
・ 家庭での対処方法

新生児の細気管支炎の原因や症状、喘息との違いは?なってしまった時にとる対処法、いかがでしたか。

呼吸困難にまでなってしまう怖い病気です。我が子を守るためにも、しっかりと手洗いうがいを行いましょう!

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