新生児にステロイドは平気?副作用は?使うときの塗り方などまとめ

Infants medical examination

ステロイドという言葉を聞いたことがありますか。

もしかすると、パパやママが肌がアトピーであるなどで使用している方もいるのではないでしょうか。

このステロイド系の薬は大人が効くからといって、新生児に使用が可能なのでしょうか。ステロイドと新生児の関係性について徹底解明していきます!

新生児にステロイドは平気?副作用は?使うときの塗り方などまとめ

ステロイドとは?

3個の炭素6員環と1個の5員環からなる骨格、ペルヒドロシクロペンタノフェナントレンをもつ化合物をステロイドという。ということですが、これでは何のことかさっぱりわからないと思います。要はある化合物の骨格がステロイドなわけです。

そして体には、

・卵胞ホルモン(エストロゲン)
・男性ホルモン(アンドロゲン)
・黄体ホルモン(プロゲステロン)
・副腎皮質ホルモン
などのホルモン類がステロイドであります。

つまり、体の中にステロイドはあるのです。そして薬として使われるのが、ステロイド外用剤、ステロイド内服薬、ステロイド注射薬などのものです。

ステロイドと聞くと、ステロイド軟膏を思い浮かべると思いますが、病院では点滴や注射薬としてもステロイドは使用されています。

ステロイド薬の作用ですが、大きく、抗炎症作用と免疫抑制作用をもっています。抗炎症作用とは、炎症を抑制する作用です。

細胞に作用して、プロスタグランジン、トロンボキサンロイコトリエンなどの炎症性メディエーターの産生を抑制することによって炎症を抑えます。

また、マクロファージからのインターロイキンⅠ、T細胞からのインターロイキンⅡ産生を抑制、B細胞とヘルパーT細胞に作用して抗体産生を抑制します。これは一部の作用ですが、このような作用があり、抗炎症作用と免疫抑制作用を示します。湿疹やアトピー性皮膚炎では、湿疹を治す作用となります。

ステロイド外用剤は、湿疹性の皮膚疾患において基本的な治療となっています。

ステロイドの副作用

アトピーや乳児湿疹など、赤ちゃんの肌に現れる湿疹や発疹などは、本人もとてもかゆく、さらにはそれを見ている親も胸を締め付けられる気持ちになることがあります。

小児科や皮膚科を受診すると、まずは様子を見てみましょうという言葉か、とりあえず症状と抑えてあげましょうという言葉と薬が処方されることがあります。

この時、処方される薬はだいたいにおいて「ステロイド外用薬」です。ステロイドというと「危険」「怖い」というイメージがあると思いますが、実はステロイド自体は体内で合成されている物質でもあります。

身体の免疫のバランスを保つために、副腎皮質という臓器でステロイドホルモンが作られています。つまり、ステロイド自体は決して体に害がある物質ではありません。薬としてのステロイドは化学合成をされてものではありますが、役割としては体内で作られているステロイドと同じものです。

確かに、強すぎるステロイドを使用したり、長期間にわたって薬のステロイド剤を使用することによって副作用が起こることはありますが、医師の処方と指示を守ることで、速やかに症状を収めることができるため、影響を心配するよりも、まずは短期間で症状を緩和することが大切です。

ステロイドの塗り方

ステロイドはアトピー性皮膚炎の炎症を抑えるための抗炎症薬です。ステロイドを正しく使うことでしっかり炎症を抑えるのです。ステロイドは最初に適切な強さと適切な量を使うことがポイントです。

ステロイドは1日2回毎日塗ります。適切なステロイドの量は1Finger Tip Unit と言われ人差し指に乗るくらいの量(人差し指の先端から第一関節までの約0,5g)で、大人の両手サイズの範囲に塗ることができます。

副作用の心配から適切な量を塗らないと炎症は収まらず、長期間使用することになってしまいます。

また見た目がキレイになっても皮膚の内側ではまだ炎症が残っている場合もあるので、キレイになってもすぐにステロイドをやめないようにしましょう。アトピー性皮膚炎のステロイドの使い方は湿疹の初期にいち早くステロイドを使うことが大事です。

早めであれば悪化を防ぐことができますが、悪化してからステロイドを塗っても回復が遅くなり長期使用するはめになってしまいます。

塗り方としては湿疹のある部分に適切な量を何カ所に分けてのせ、強くこすらず、のばして広げて塗りましょう。ステロイドは湿疹の出始めた時に適切な量を使用することが最も重要です。そして信頼できる医師のもとで正しく使用しましょう。

ステロイドの代わりになる薬は?

ステロイド系の代わりになる薬は、現在ありません。

しかし、ステロイド系の薬をぬることは、肌にアトピーなどの湿疹が出来る場合が多いため、そのような湿疹にならないように予防することは可能です。つまり、ステロイド系の薬をぬらずに済ませる方法ということです。

まず、第一に、肌を清潔に保つことが大切です。毎日の入浴時にしっかりと洗ってあげて、できるだけ清潔な肌を保ち、悪化を防ぐようにしましょう。洗う際に使う石鹸は、乳児用の弱酸性の固形石鹸であれば問題ありません。

ボディーソープなどを使う場合も、液体そのままを塗るように洗うのではなく、泡立てネットなどを活用してしっかりと泡立て、泡を使って肌を洗ってあげてください。洗う際は泡をそっと当てるだけでなく、指の平を使ってゴシゴシと念入りに洗ってあげましょう。

爪を立てたり、大人用のタオルなどで強く洗いすぎたりすると、赤ちゃんの敏感な肌を傷つけてしまうことになります。柔らかいガーゼなどで洗うのもおすすめです。

湿疹がひどい場合や汗をかく時期などは、1日2回ほど洗ってあげると良いでしょう。ただし、お風呂上がりは乾燥するので、忘れずに保湿をしてあげてください。

まとめ

新生児にステロイドは平気?副作用は?使うときの塗り方などまとめ
・ ステロイドとは?
・ ステロイドの副作用
・ ステロイドの塗り方
・ ステロイドの代わりになる薬は?

新生児にステロイドは平気?副作用は?使うときの塗り方などまとめ、いかがでしたか。

勝手な自己判断で使用すると怖い薬になってしまいますが、医師の診断を受け、治療方法をしっかりと聞いて使用すれば、大丈夫な薬です。

我が子の肌を守るためにも、しっかりと医師の話を聞き、使用方法を守りましょう。

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