二分脊椎症とは?症状は?遺伝なの?治療法や予防法教えます!

Umbilical granuloma

二分脊椎症という病気を知っていますか。

知っているママやパパは少ないのではないでしょうか。何だろう…と疑問に思ったママやパパの不安を解消します。

二分脊椎症について、徹底解明していきます!

二分脊椎症とは?症状は?遺伝なの?治療法や予防法教えます!

二分脊椎症とは?

二分脊椎症は、生まれながらにして脊椎(背中の骨)の形成不全があり、また同時に脊椎の中にある脊髄の機能が障害を受けている先天疾患のひとつです。

脊髄は大脳からの指令を体中に伝える神経の束と、この働きを調節・制御する神経細胞からできている重要な器官です。

生まれてまもなく脊椎の異常を修復する手術を受けますが、下肢の運動と知覚の麻痺や、排泄(排尿・排便)の機能障害が残ることが多いのです。

また水頭症という大脳の障害を合併し、脳外科での対処を必要とすることもあります。障害の状態は、車イスが必要な方から、歩いたり走ったりすることは問題なく排泄の障害だけがある方まで様々です。

二分脊椎症の原因

二分脊椎は、脊髄が皮膚を破って外に出てしまうタイプ「開放性(顕在性)二分脊椎」と、骨の開いている部分が、正常な皮膚に覆われているタイプ「潜在性二分脊椎」に分けられます。

「顕在二分脊椎」は、脊椎の背中側の骨が一部開いていて、二分脊椎の中でも症状が重く「脊髄破裂」といいます。

「潜在性二分脊椎」は、背骨の一部は開いており、脊髄が飛び出す「脊髄髄膜瘤」と皮下脂肪が脊髄の中に入り込む「脊髄脂肪腫」などが起こります。

これら二分脊椎が起こる原因として、遺伝要因と環境要因の二つが関係しているといわれています。

遺伝要因としては、人種や遺伝子の型である葉酸代謝の多型などがあります。

環境要因では、胎生早期の段階において、葉酸の不足やビタミンAを過剰に摂取したことによるもの、抗てんかん剤の服用などによるものが考えられます。環境要因の中の、葉酸の不足については、妊娠3週頃に葉酸が不足することで、神経管がうまく形成されないことが原因の一つといわれています。

また、抗てんかん剤の服用については、脳の神経細胞が過剰に放電されることによって起こる反復するてんかん発作がありますが、これに対処して、この発作を鎮めるために服用することがあります。

二分脊椎症の症状

二分脊椎症の症状は、月齢や年齢によります。

未熟児では、呼吸困難、脈やゆっくりになる、頭皮に静脈が広がり浮き出る、急速に頭の形がおおきくなるといった症状です。乳児では、首の据わりが不安定、食欲不振、嘔吐、周りの刺激に過敏になりすぐ泣く、痙攣(けいれん)があります。

また、幼児・学齢期では、身体のバランスが取れなくなる、視力の低下、ものが二重に見える、頭痛、嘔吐があります。

二分脊椎症の治療法

二分脊椎の治療法としては、外科的な手術によるものと、その後のリハビリテーションによるものとタイプと度合いによって分けられます。

開放性二分脊椎ですと、外に飛び出している脊髄を元に戻す外科手術が行われます。水頭症を合併症していれば、水頭症の治療も行われます。水頭症の具体的な 治療には、髄液シャント術があります。

これは、シリコンで出来た細い管を介し、たまり過ぎた脳室内の髄液を、身体の他の部分に流し込み、吸収させる方法があります。また、内視鏡を用いた手術もあります。いずれの方法も水頭症の程度や症状に合わせて行われます。

潜在性二分脊椎は、脂肪腫を切除するなどの処置が必要な場合があります。 脚足の部位や背中などの変形は、外科的な手術を行います。その後、神経障害に対するリハビリが行われます。

どのタイプの二分脊椎なのか、種類やその度合いにもよりますが、歩行訓練や筋力強化などのリハビリを継続して行うことになります。

その程度によっては、変形の進行が進まないためや関節の保護のために、”体幹付き長下肢装具”や”長下肢装具”、”靴型装具”、”オーバーシューズ”などの装具をつけて生活し、予防をしていきます。

二分脊椎の運動機能障害は、下肢の麻痺や変形、排泄障害がみられるなど、その障害は様々で、多岐に渡ります。よって、脳神経外科や小児外科、整形外科、泌尿器科、リハビリテーション科などを中心に、皮膚科や内科、眼科などを含めた総合的で幅広い、ケアと治療が必要になってきます。

さらには、障害の程度も様々なので、それぞれに合わせた医療や教育機関との連携も大変重要になってきます。

二分脊椎症の予防法

二分脊椎症は、100%の予防はできないですが、可能な範囲で発症率を下げる努力をするに越したことはありません。

二分脊椎症の多くが妊娠前・妊娠初期の葉酸の摂取で防げるものなので、できれば妊娠を望んだタイミングで葉酸を積極的に摂取するようにしましょう。葉酸を多く含む緑黄色野菜や果物を食べるようにするだけではなく、サプリメントを利用するのもおすすめです。

また、アルコールの過剰摂取は葉酸の吸収を妨げる作用があるので、妊娠前から妊娠初期の間は飲酒を控えたほうが安心ですよ。未来の赤ちゃんのためにも、これまでの生活を見直して二分脊椎症の予防に努めてくださいね。

まとめ

二分脊椎症とは?症状は?遺伝なの?治療法や予防法教えます!
・ 二分脊椎症とは?
・ 二分脊椎症の原因
・ 二分脊椎症の症状
・ 二分脊椎症の治療法
・ 二分脊椎症の予防法

二分脊椎症とは?症状は?遺伝なの?治療法や予防法教えます!、いかがでしたか。

妊娠した時のちょっとした努力で、発症率が下がることです。

禁酒などがつらいママもいるかもしれませんが、産まれてくる可愛い我が子のために、少しの我慢。頑張れば、その努力は報われますよ!

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