新生児のブドウ球菌感染症とは?子供がかかってしまったときにママが取るべき行動

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ブドウ球菌感染症という病気を知っている方はいるでしょうか。

なかなか、聞きなれない言葉だと思います。怖い病気の1つであれば、大変なことです。

ママが焦ったりしないように、この病気について、しっかりとチェックしておきましょう。

新生児のブドウ球菌感染症とは?子供がかかってしまったときにママが取るべき行動

ブドウ球菌感染症とは?

ブドウ球菌感染症はグラム陽性球菌のブドウ球菌属が起こす感染症です。

ブドウ球菌は、健康な成人の20〜30%の体内に普通にすみついている菌です。

鼻や皮膚に多く、口内、乳腺、尿管、腸管、上気道にいることもあります。

普段は害を及ぼすことはほとんどありませんが、皮膚にやけどや傷があると、そこから体の防御機構を破って侵入し、感染症を起こします。

ブドウ球菌は膿のかたまり(膿瘍)をつくることが多く、その範囲は皮膚だけでなく内臓にも及びます。感染症の症状は、軽度から命にかかわるものまでさまざまです。

ブドウ球菌感染症に特にかかりやすいのは、新生児、注射針を使う麻薬常習者、授乳中の女性、皮膚障害や手術創がある人、免疫力が低下している人、慢性疾患がある人(特に糖尿病、肺疾患、静脈や動脈の疾患、癌)です。

静脈内カテーテル、中でも体内に1〜2日以上留置するタイプはブドウ球菌に汚染されやすく、カテーテルから菌が血流に入ると菌血症を起こします。

通常、手術後のブドウ球菌感染症は数日から数週間後に起こりますが、手術の際に抗生物質の投与を受けている場合は、さらに遅れて発症することがあります。

ブドウ球菌は皮膚に感染する傾向がありますが、血流に入ると全身に回り、特に心臓では心内膜炎、骨では骨髄炎を起こすことがあります。

ブドウ球菌性心内膜炎は、注射針を使う麻薬常習者によくみられます。ブドウ球菌性骨髄炎は小児に多くみられますが、高齢者、特に床ずれ(褥瘡[じょくそう])などの深い皮膚潰瘍がある場合にもみられます。

ブドウ球菌性肺炎は重い感染症で、慢性気管支炎や肺気腫などの慢性肺疾患がある人やインフルエンザに併発して起こります。

ブドウ球菌の中には毒素をつくるタイプもあり、ブドウ球菌性食中毒、毒素性ショック症候群、熱傷様皮膚症候群の原因となります。

ブドウ球菌感染症の症状

ブドウ球菌感染症の多くは皮膚で発症します。

皮膚にできた傷から感染しやすいからです。皮膚で起こるブドウ球菌感染症としては主に以下の病気があります。

<とびひ(伝染性膿痂疹)>

子供の皮膚の病気でよくみられ、かゆみのある水ぶくれができます。水ぶくれが破れると中から汁が出てきて、そこにブドウ球菌が潜んでいるので接触した皮膚へ次々に感染するのが特徴です。

<熱傷用皮膚症候群>

赤ちゃんによく見られるブドウ球菌感染症で、顔や首、太ももの付け根などの皮膚が火傷したように赤くなります。水ぶくれができたあとには皮がズルリと剥けてしまいます。

<中毒性表皮壊死症>

全身の皮膚が赤くなり、少しこするだけで皮膚が剥けてしまうようになる病気です。重症化しやすくできるだけ早く治療する必要があります。

<化膿性乳腺炎>

授乳中のママが発症する乳腺炎も、ブドウ球菌感染症の1つです。歯の生え始めた乳児が傷つけてしまうことがあり、そこからブドウ球菌が入り込むことで発症します。

ブドウ球菌感染症の治療法

ブドウ球菌感染症の治療は、ブドウ球菌に対して抗生物質を投与することが基本となります。

皮膚感染症では、抗生物質軟膏や抗生物質の内服薬などで治療し、膿みを出したり壊死した部分を切除したりします。

皮膚の症状が重い場合や血液に感染している場合は、より効果が望める抗生物質の点滴が行われます。

投与される抗生物質の種類や量、治療期間については、症状や状態にあわせて判断されるので、医師の指示に従うようにしてください。

ブドウ球菌感染症の予防法

ブドウ球菌は身近に存在しているので、子供や親自身の免疫力を高めておくことが予防につながります。

精神的にも肉体的にも疲労が溜まっているようならしっかりと体を休めるようにしてください。規則正しい生活で免疫力を維持することも大切ですよ。

また、感染者との接触感染や飛沫感染もあるので、手洗い・うがいを徹底してください。皮膚に傷などができないように子供の爪は短く切ってあげて、皮膚を保湿して守ってあげておくようにしましょう。

ママが出来ることとは?

皮膚で起こる病気のため、お風呂に気を付けていきましょう。

お風呂では、必ず、泡立てた泡で優しくもむように皮膚を洗い、しっかりと洗い流すようにしましょう。そうすることで、皮膚が清潔になります。

皮膚を清潔にするためにも、沐浴を2回行うなどすると、より効果的になるでしょう。

また、新生児でも、自分の肌をひっかいてしまうことがあります。爪を短く切ることやミトンの使用をおすすめします。

まとめ

新生児のブドウ球菌感染症とは?子供がかかってしまったときにママが取るべき行動
・ ブドウ球菌感染症とは?
・ ブドウ球菌感染症の症状
・ ブドウ球菌感染症の治療法
・ ブドウ球菌感染症の予防法
・ ママが出来ることとは?

新生児のブドウ球菌感染症とは?子供がかかってしまったときにママが取るべき行動、いかがでしたか。

皮膚の病気なため、清潔が第一です!

また、悪化すると、さらなる病気になりかねないので、早めに受診することをおすすめします。

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